出迎えについて

 

【トラブル概要】

語学留学でロンドンに渡航したDさん。空港では、語学学校のスタッフがDさんの名前を書いたサインボードを持って到着ロビーで出迎えてくれると聞いていたので待っていた。

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人の多い到着ロビーの中、長旅につかれた目でDさんは自分の名前を探したが、なかなか見つけらず。

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と、そのとき、Dさんの名前を呼んでにこやかに手を振る男性が現れた。

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てっきり語学学校のスタッフだと思ったDさんは、男性の案内に従って空港を出て、勧められるままに車に乗り込んだ。

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無事滞在先を到着してほっとしたDさんに男は「￡100を払え」と言ってきた。送迎は出発前に学校に依頼してあり、送迎の費用もすでに振り込んでいたはずということを英語でなんとか伝えたところ、男から「自分は学校のスタッフではないし、学校から委託されたドライバーでもない。あなたが私のタクシーに乗ったんでしょう？」と言われ、結局￡100を支払うことに。

 

【結果】

事前に学校に支払った￡50と併せて￡150も送迎に払うことになってしまった。

 

【このようなトラブルを未然に防ぐ為に】

なぜ名札を付けていたわけでもないDさんの名前を、見ず知らずの男性が知っていたのでしょうか。それはDさんのスーツケースのタグを読んだからです。スーツケースを預ける時、航空会社は手荷物紛失（Lost Baggage）に備えて必ず名前が書かれたタグが付いているかを確認します。そのうえDさんは、スーツケースに自分の名前を英文字の大きなシールで貼っていたとのこと。自分のスーツケースとすぐわかるように工夫したつもりが、結果的には裏目に出てしまったわけです。スーツケースに自分の名前のシールを張っている人は今すぐはがしましょう！またDさんの名前を書いたサインボードを持っていない場合は、学校が委託した出迎えのスタッフかどうかを確認するようにしましょう。

Dさんのケースでは無事滞在先まで到着したのと、支払える金額だったのでまだ良かったです。最悪の場合、遠回りをしたり、メーターに細工をされて高額請求をする業者もあります。
到着時の空港では、海外に来た緊張と長旅の疲れで注意が散漫になってしまいがちですので気を付けて！

 

情報提供：ウィッシュインターナショナル