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海外ボランティア

10年後も輝き続ける人材を目指す学びの場

海外ボランティアは、海外で無償の奉仕活動に参加して社会貢献をする活動です。そして、同時に大事なことを沢山学べる機会になります。グローバル化する社会が必要とする「人材」は、しっかりと国際感覚を身につけ、日本でも外国でも柔軟に仕事や生活ができる人のことです。海外ボランティアは、その能力を身につける良い実践の場になります。海外ボランティアを通じてどのような学びがあるかまとめてみました。少し長くなりますが、お読みください。

●社会人としての準備
ボランティア活動は派遣先の人々や、ほかのボランティアと協力しあって成果を上げる活動です。海外ボランティアを通じて磨く「柔軟性・協調性、そしてコミュニケーション能力」は社会人として活動する上で重要な要素になります。

●「人間力」をあげる

学校で勉強しているだけでは、社会のことがわからないのと同じように、海外にでても、旅行しているだけではその国のことはわかりません。現地の人たちとともに暮らし、異文化の中で、「生活習慣」、「考え方」、「表現の仕方」など、様々な「違い」を享受していくことで人としての幅が広がり、成長していきます。

●偏見や先入観を捨てる

フィリピンの貧困街に住む少女の家は3畳ぐらいのスペースに子供5人が寝て、親は家の外で寝ています。しかし、貧しいですが家族の絆は深く、いつも笑顔が絶えません。そんな光景をみると、幸福は収入や生活環境ではなく、心の持ちようだということに気がつきます。そんなキッカケを作れるのが海外ボランティアです。

●ひとの暖かさを知る
タイの貧困層の子供たちに無料で教育を行なう学校は3月末になると夏休みになるので、まだ小さな子供も大きなリュクを背負って500kmも離れた家に、一人でバスで帰っていきます。そんな子供たちが大勢いるのです。もちろん、ちいさな子供達なので、理解できるはずもありません。行きすがりの大人が、気さくに声を掛けてその子供を導いてくれています。今の日本ではあまり見られなくなった光景ですが、ボランティアをしているからこそ、そんな暖かい光景を目にする機会があります。

海外ボランティアの種類

例えばJICA(国際協力機構)が行っているように発展途上国に行って技術を教えるというものもあるのですが、ここでは、主にまだ経験値の少ない初めての人でも、短期滞在の場合でも参加できる海外ボランティアを紹介します。

孤児院・スラムの子供たちとの交流活動

アジアの国々(インド、ネパール、タイ、インドネシア、フィリピン)にある孤児院や、ストリートチルドレンの教育、食育サポートなどで活動することが可能です。子供たちは英語はできません。しかし、言葉以外のコミュニケーション方法がたくさんあります。数回一緒に過ごすと、もう顔を覚えてくれて、すぐに近寄ってきてくれます。厳しい環境のなかで生きる子供たちからいろんなことを教えてもらう機会になります。

日本語ボランティア

日本語を教えながら、現地の人たちと交流する日本語ボランティア。英語圏や多くのアジアの国でで日本語が学習されています。特にアジアでは、日本に対して興味や親しみを感じてくれている人たちも多く、実益や教養として日本語を学ぶ教室が開講されています。
派遣先によっては、日本人と話す機会が少ない場所もありますので、現地に行き、会うことだけでとても感謝されます。学生の参加者のみなさんにとっては、現地の同年代の友人を作る良い機会にもなります。

高齢者施設ボランティア

英語圏では、福祉ケアが発達し高齢者の人たちの意識は日本のお年寄りとはかなり違うことを感じます。また、アジアの国々では、身寄りの無い高齢者の人たちのお世話をする施設があり、低水準の高齢者ケアの状態が続いています。海外に出て、日本との違いを見ながら、高齢者福祉がどうあるべきかを学ぶ良い機会になります。

情報提供:CEC

 

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