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インターンシップ

インターンシップとは、就職前の学生などが在学中に研修生として企業や団体で働き実務経験を積める制度のこと。1960年代にアメリカで始まったと言われており、現在アメリカでは、大学生の約85%がこの制度を利用するまでに定着し、近年、日本でも積極的にこの制度を取り入れるようになってきている。その背景として、就職前の学生などには、就職活動でのアピール材料として活かせること、会社で実際に働くことにより、自身の適性や仕事のイメージを明確にすることができ、就職活動へのミスマッチを防止できること、企業側には、採用後のミスマッチの防止により離職率が下がることなど、雇われ側や企業側の双方に有効であるという理由がある。海外のインターンシップについては、日本で多くみられる見学型やセミナー型などのインターンシップと異なり、実践型のインターンシップが主流となっている。そのため、海外での就労体験や英語力の向上はもちろんのこと、責任ある仕事を任せられることにより、行動力、コミュニケーションスキル、主体性や積極性を強化することができる。また、異国での生活になることから、異文化への理解や適応力などの柔軟性が求められる。グローバルな環境で、インターンシップを通じて、海外で働くとは何かを実際に体験することができる。

企業のグローバル化が進む近年では、語学力、異文化適応力、行動力・実行力を重視する企業の強いニーズがあることから、海外インターンシップを希望する学生や社会人が増加している。それに対応して、インターンシップを提供する留学エージェントやインターンシップ手配団体も増加している。インターンシップを提供する団体を分類すると、アメリカを中心とする英語圏でのインターンシップと途上国でのインターンシップに大別され、その中でも企業、ボランティア、無給、有給、さらには業種を絞り込んだインターンシップなど、多様なインターンシップが提供されている。参加希望者は、目的や予算、能力などを加味し、自分に合ったプログラムや手配会社を探す必要がある。今後、更なる発展が期待される海外インターンシップに注目が集まる。

情報提供:ICCコンサルタンツ

 

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