留学の資格
留学の種類によっても必要な資格は異なります。たとえば、どなたでも気軽に資格がなくても参加できるのが「語学留学」。コースによっては必要な語学力の設定を設けているところもありますが、一般語学コースであれば通常は初心者~上級者までレベル分けをしたクラス編成になっているため、どなたでも入学することができます。ただし、どの学校も入校できる最低年齢の規定はありますのでご注意を。
また長期留学などで学生ビザを取得して留学する場合は、一定以上の資金があることの証明や国や留学機関によっては健康診断の受診、無犯罪証明書などの提出が必要です。
また、留学の種類が高校留学や大学留学などの海外へ進学する留学などであればさらに資格が必要です。例えば高校留学では中学まで卒業していること、一定の成績や出席率が良好であることも証明する必要があります。大学留学では高校までの卒業証明書などに加え、TOEFLやIELTSなどの英語力のスコアや、GPAといって高校や大学の成績のスコアが一定以上であることも必要になります。ただし、「条件付き入学」といって、TOEFLやIELTSのスコアが足りなくても事前に英語コースを受講することで入学が認められる場合もあります。
ワーキングホリデーは専用ビザを取得する必要があります。このワーキングホリデービザを取得するための資格は国により異なりますが、一般的に多いのは、日本国籍を有すること、年齢資格(国によりさまざまですが、例としてカナダの場合は申請受理が18歳以上、30歳以下であること)、一定以上の資金を有することや、現地滞在中をカバーする医療保険に加入していることなどが条件となります。
このように留学の種類・ビザの種類や期間によっても必要な資格はさまざまですので、どんな留学をしたいのかを検討しつつ、必要な資格も確認しながら計画をすることが大切です。
情報提供:ウィッシュインターナショナル