思い切って大学を休学
ごく当たり前のように学校に通い、授業を受ける日本での大学生活は安穏のとした日々でしたが、なんだか当時の自分に満足できなくなっていました。留学という全く違う環境に飛び込むことで、自分が何か成長できるのではないかという期待を抱き、思い切って大学を休学して語学留学をすることに決めました。
日本とは言葉も生活習慣も、何もかも違う環境へ単身乗り込むわけですから、当初はもちろん不安もありました。でも何もかもが新鮮でワクワクしていました。
留学して辛かったことと言えば、授業が朝早かったので、寝起きが悪い僕は早起きをするのが大変でした。時間の管理をするのも自己責任ですから、授業に欠席しないように毎朝かなり必死でした。
でもそうやって自分で自分の生活をコントロールできるようになったことも、成長の証の一つだと思います。
得たものは、経験と自信、そして何より各国の友だち
留学に行く前の自分と帰国した今の自分を比べて「あ、これは変わったな」とはっきり意識できることがあります。それは、ものの見方や感じ方です。今まで自分のなかで当然だったことやありえなかったことの多くが、そうではなかったことに気付きました。
それは留学中にいろいろな国の留学生やもちろんイギリスやアイルランドの人たちとたくさん言葉を交わすことによって、自分の視野が大きく広がったからだと思います。この9カ月で得た経験によって、いろいろな意味で自信が付きました。
そして何よりうれしかったこと、大きな収穫だったことは、世界各国にこれからも付き合っていける友だちができたことです。日本にいたらこんなにたくさんの国籍の友だちを作るなんて、できなかったろうと思います。
外から見て気付いた日本の魅力を発信していきたい
9カ月という長いようで短かった留学を終えて、外から日本を見て改めて気付いたことが、いい所も悪い所も含めて本当にたくさんあります。
以前は将来の職業について、特にこれといったビジョンもありませんでしたが、今では目標ができました。グローバルな視点に立って気付いた日本のいい所を海外に発信できるような仕事に就きたいと考えています。この留学で身に付けた英語力をフルに活かしていけたら最高だと思います。
最後に、留学しようかと迷っている方へ。
普段と全く違う環境で暮らした9カ月、見るもの聞くことの全てが新鮮で、日々生まれ変わっているかのように、自分が成長していくのを感じることができました。成長したい方、新しい視点を求めている方、僕はぜひ留学することをおすすめします!